- いほう
- I
いほう【位袍】(1)位階によって定められている色の袍(ホウ)。 時代によって異なり, 律令制では一位深紫, 二位・三位浅紫, 四位深緋, 五位浅緋, 六位深緑, 七位浅緑, 八位深縹(フカハナダ), 初位(ソイ)浅縹, 無位黄。 平安後期以後は, 四位以上の黒, 五位の緋, 六位以下の縹だけとなった。 官人の身分・位階の差を着衣で区別できるようにしたもの。 位衣(クライギヌ)。(2)天皇の, 黄櫨染(コウロゼン)の袍。IIいほう【医方】治療の方法。 医術。IIIいほう【彙報】種々の事柄を集めて分類した報告。 雑報。IV
「巻末の~欄」
いほう【異邦】外国。 よその国。 異国。Vいほう【移封】⇒ 国替(2)VIいほう【違法】法に違反すること。 具体的な規定だけでなく, 法の理念に違反することをもいう。⇔ 適法「~行為」「~な駐車」VIIいほう【遺法】先祖や先人の残した決まり。 遺制。VIIIいほう【遺芳】(1)あとまで残る薫り。 遺薫。(2)後世に残る名誉・業績。(3)故人の筆跡。 遺墨。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.